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仙台支部北一教室ヴァイオリン・チェロ演奏会
仙台の北一教室でヴァイオリンとチェロを学ぶ生徒さんたちによる合同の演奏会を開催します。生徒さんたちの立派な演奏の姿を、ぜひご覧ください。
日時:2017年4月2日(日)13:30開演
会場:仙台市戦災復興記念館→地図
プロフィール
31年前に北海道・東北地区で、ただ一人のチェロ科指導者として着任。今では、年間5万kmを奔走する毎日。チェロとの出逢いは、都立立川高校時代。室内楽部の妙なる調べに魅了されてから。上手な先輩に教わり、神奈川大学在学中には、日本フィルのチェロ奏者、伊堂寺仁先生に師事。その後、プラハ出身の演奏家で、当時スズキ・メソードのチェロ科講師もしていたヴァーツラフ・アダミーラ先生に師事。「アダミーラ先生に、その頃毎年行なわれていたチェロ科の全国大会に誘われ、中野サンプラザで子どもの演奏を目の当たりにし、大変なショックを受けました。子どものチェロに抱いていたイメージを遥かに超えたレベルでしたから」
チェロの指導者になりたいとの強い思いが頭の中を占めたのが、この時だった。アダミーラ先生のレッスンを受けつつ、プログラマーとして、すでに社会人になっていた2年間、いろいろなグループレッスンを見学。意を決して指導者への道を歩もうと、松本で音楽学校学生としての生活が始まった。「松本での2年8ヵ月は人生の中で最大の幸せでした。なにより鈴木先生にお逢いできましたから」。卒業後の派遣についてはチェロ科の中で検討し、仙台の中塚久先生(北海道・東北地区ヴァイオリン科指導者)に相談し、結果、「ぜひ東北へ」となった。
「ヴァイオリン科の先生たちが熱心に動いて、周りの方に働きかけてくれました。その会員ご自身がそのまま生徒になったケースもあります」という仙台で始めたチェロ教室は、以後、いわき、福島、郡山、仙台、青森と拡大。一時期は札幌の生徒さんともテレビ電話でのレッスンを行なった。チェロ科上級生の使うソナタや協奏曲の楽譜製作も一手に引き受けている。2015年5月に仙台で開催された「第5回1000人のチェロ・コンサート」では、7番パートのトップ奏者を務めた。
教室所在地
レッスン
個人レッスン月3回、グループレッスン1回(日曜日に開催)スズキ・メソード チェロ指導曲集(全音楽譜出版社)を中心に行ないます。
大切にしていること
右手小指の位置を確認するためのステッカーを考案したことで、小指がふらつかなくなるなど、アイデア満載のレッスンを展開しています。また、曲のどこを弾いているのかわからなくならないように「ここはパン、こっちはハムだよ」という言い方をする「キラキラ星サンドイッチ」や、井上版教材CDが小さな生徒さんに好評です。
あなたへのメッセージ
兄弟でレッスンを受ける生徒には、セバスチャン・リーの簡単な二重奏曲で読譜力アップとアンサンブルの醍醐味を感じることを目指すこともあります。いわき市で毎春開催される「菜の花コンサート」には、戸外でチェロアンサンブルの魅力を伝えたりしています。レッスンの見学や無料体験も随時行なっていますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。