Q1.私(お母様)は楽器を習った経験がありません。
楽譜もよく読めませんが、子どもは演奏できるようになるのでしょうか?

A.
ほとんどの方が、同じような心配を持ってお始めになるようです。レッスンを通して、チェロの基本的なことを少しずつ学んでゆくことになるので、お子様と一緒に勉強する気持ちを持って続けてくださるのであれば大丈夫です、と先生方はおっしゃいます。まさに「慌てず、焦らず、諦めず」です。日々の積み重ねの中で、難しくてできなかったことが実現できるようになったときの喜びと感動を、お子さんと一緒に感じていただきたいと思います。

Q2.何歳からチェロを習うことができますか? 
持ち運びも大変ではありませんか?

A.
現在は3歳前後から受け入れをしておりますが、始められる年齢には多少の個人差があります。レッスンはマンツーマンの個人レッスンですから、まずはお教室の先生にご連絡をいただき、その上で足を運んでいただき、見学されることをおすすめしています。先生との対話を通して、お子さまが個人レッスンを続けられるかどうかご相談ください。チェロは、確かに大きな楽器ですが、幼児の頃はお家の方がお持ちになり、小学生くらいになると自分で持ち歩くお子さまが多いようです。自分で持ち歩くようになると、さらにチェロへの愛着が増し、大切に扱おうという気持ちも芽生えてくるようです。

Q3.毎月の授業料はどのくらいですか? 
また、初期費用(楽器を含め)を教えてください。

毎月お納めいただくお月謝は各教室によって異なります。それは各教室(地域・場所)によって、教室運営費が異なるからです。詳細は通われるお教室にお問い合わせください。目安としては、月10,000円前後~15,000円程度とお考えください。初期費用につきましても、教室入室費が各教室によって異なります。
スズキ・メソード本会入会費5,000円が加わります。
指導曲集1巻3,024円(税込)
チェロを選ぶ際には、年齢、身長などの考慮が必要ですので、担当の指導者にご相談ください。
*分数チェロのレンタルを用意しているお教室もありますのでお尋ねください。

チェロは大きな楽器という印象がありますが、子ども用には10分の1サイズからあります。チェロは必ず座って弾きます。初めての曲「キラキラ星変奏曲」を弾くと、子どもながらにおおらかで深みのある、ウィットに富んだチェロの音色を肌で感じることができます。材質は、ヴァイオリン同様、響きや強度を考えて、表板はスプルース(松材)、裏板や側板、ネックはメイプル(かえで)です。魂柱やバスバーなど、楽器の中の作りもヴァイオリンと同じ。でも、共鳴箱が大きな分、豊かな響きや音量が得られます。大きな身体を活かした、広い音域がチェロの魅力。繊細な高音から、しっかり支える低音まで、自由自在に操ることができます。

 
■各サイズごとのチェロの使用の目安
鈴木バイオリンWEBサイトでは、次のように目安が記載されています。
実際の楽器のサイズ選びは、経験豊かな先生にご相談ください。

4/4  160cm以上
3/4  155〜135cm
1/2  145〜125cm
1/4  135〜115cm
1/8  125〜105cm
1/10  105cm以下

その他、「よくある質問」については、以下をご覧ください。

スズキ・メソード チェロ科への入会・見学などのお問い合わせは、
フリーダイヤル(月〜金の10時〜17時)、
もしくはメールでお願いします。